Trango

トランゴ

バルトロ氷河の北側に連座する、パイユ、トランゴ、キャシドラル、ロブサンスパイヤーといった6000m級の岩峰は、その特徴的な形から「バルトロ寺院群」と呼ばれている。巨大な岩壁は高所ロッククライミングの対象として究極の場を提供している。トランゴという名はクライミングギアやファイナルファンタジーの

アイテムにも採用されて一般化したが、その元はトランゴタワーやグレートトランゴ北東ピラーで行われた登攀の困難さにある。タワーはバルトロ氷河からは見えにくい角度にあるので、トレッキングの途中のポイントを逃すとすぐに見えなくなる。アップで撮影するなら望遠が必要だ。