Cathedral

Spiritual Nature        霊的存在としての自然

更新日 2010-06-09 | 作成日 2007-10-17

キャシドラル

「キャシドラル」は英語で、聖堂と言う意味。トレッキングルートからよく見える、左右対称に近いその形は、言われてみれば確かに教会の聖堂だ。登山家か探検家か、誰がこの山を発見して名づけたのが誰かは知らないが、自然の威厳に

 

打たれてこの名を選んだことに、きっと間違いは無いだろう。高所ロッククライミングにお誂えの、南向きの巨大な岩壁は、氷河が削って作ったもの。はるか昔には、今よりずっと高くまで、この壁は氷に覆い尽くされていたのだ。

岩の聖堂 キャシドラル

img090.jpgパイユから氷河に入ると、隠れていた尖塔が見え始めたimg091.jpgパイユから氷河を渡り切った地点から。左端がキャシドラル。img096.jpg土の上で寝られる最終キャンプ、ウルドカスから。

img092.jpg朝。東から光が当たっている。
img093.jpgさらに氷河を進んだ地点から。左には下流のトランゴ。img094.jpg上部岩壁にあたる朝日
img095.jpg氷河上流からimg097.jpg標高差1800mの全貌img098.jpg氷河下流から、大岩壁の後ろに続く山郡が見える