法政チョモランマ通信

Daily Report 〜チョモランマ日記〜

 第7号 4/15 19:41  @622   

チョモランマBCにて4月15日

法政チョモランマ隊は出発して始めてチョモランマ峰の全貌と対面した。それは感激

の対面だった。早朝、ティンリィ−(4400M)をランクルで3時間、シガールへ

行く街道と分かれパンラ峠。9時50分ビックのパノラマ、左からマカルー チョモ

ランマ チョオ、ユー ギャチュンカンと横一列に目に飛び込んできた。どんなカメラ

でも追いきれないほど豪華でビューティフルな景観だった。(写真1)

さて、この日6時間をかけてついにチョモランマBCを5080mの大地に建設した。

まさに予定どおりのスケジュールである。BCの場所は88年の日本中国ネパール三国

縦走隊と同じ。少々風は強いが快適な場所で、午後には中国製の大テントが2張り並び、

1つはキッチンテント。もう一つは16人は座れる机にクラブ風の豪華なこれまた中国

製いすが並んだ。1時間もすると田中隊員の手で電気の配線が行われ、夕方には発電機

による電気もつき、まさに法政サロン登場です。近くには北海道隊 東北隊 その隣は

チェコ隊とベースもにぎやかだ。小林隊員の手で山岳部の部旗もチョモランマにはため

いた。 隊は明日から本格的な登山活動に入ります。今後は適時チョモランマ情報が

お届けできると思います。さて、その前日(4月14日)はニエラム(36OOM)でシシャ

パンマに行く、小西浩文氏とレストランで合いお互いの健闘を誓い合った。 4月15日

現在、BCに到着した隊は9隊、先行しているパーティーもなく、ルート工作から始める

可能性も出てきた。

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1. チョモランマベースキャンプから見たチョモランマ(8848M)絶えず雪煙をあげている。

2. 4月16日の祈祷会。チョモランマをバックに法政の天幕場全景。右の大きなテントが法政サロン。