法政チョモランマ通信

Daily Report 〜チョモランマ日記〜

 第24号 5/16 10:02 @220

チョモランマBC発

アタック体制に入ってアタック隊員の変更がありました。 第2次隊員の高取剛充隊員がC4に上がる前日

(14日)軽い下痢と熱を訴え、 一晩様子を見ることになった。翌日、薬のおかげで体調をもどし、予定

通りC4 へ向けて出発した。しかしABCからC4間は通常3〜4時間だが、パートナーに遅れること4時間

かかり体調の悪さを露呈。BCの心配をよそに本人は「異常なし元気。」を訴えたが、アタック続行か断念

かの最終決定を隊長が決定することになった。 本人はあくまでアタック希望であったが、隊長の決断は

“アタック隊員の条件は体調万全が最低条件”であるとアタックを断念させる方針を決めた。ABCにいた

隊員は涙、涙。パートナーの荻尾隊員はショックで声も出ない状況になった。 隊長の説得に「誠に残念

ながら隊の決定に従います。」と高取隊員。 東京から個人的に酸素ボンベを発注してまでサミットを

人一倍熱望していただけに、誠に残念な結果となった。 その結果、第2次隊は荻尾隊員とシェルパ。

第3次は山本隊員がやはりシェルパと組んでアタックすることになった。

なお第1次隊は15日C5(7650M)に元気いっぱいで入り。16日C6。予定通り17日、待望の頂上

へ向かう。

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