HAC チョモランマ2000

梱包作業99.12


   食料担当者、装備担当者の努力で、資材は順調に集まってきました。しかし、この大量の物資を、

現地で使いやすいようにパッキングしてゆくのは気の遠くなるような作業です。業務用の大きな袋から、

一つ一つ何グラムか計って小袋に移し、真空パックにしてゆきます。それをさらに、ベースキャンプで使う

ものと、ハイキャンプでつ使うものとに分けてカートンに詰めてゆきます。ハイキャンプ食は、一回の食事

分をワンセットにし、疲れた体で調理に労力を取られないようにしています。                 

担当隊員にとっては、船便の最終搬入日が刻々と迫る、ストレスの多い仕事です。        

場所は河村隊員の自社ビルの地下倉庫を借りました。                         

ちょっとお疲れ。

河村隊員(右)からお叱りの言葉が。

「写真ばっか撮ってないで手伝え!」

す、すみません・・・。

山積みのプラ樽。1個20kgから30kg。

樽は角型と筒型があります。医療用薬品の

輸入に使われる物で、薬品の流通会社に

お願いして入手しました。         

ほかにプラパールというプラスチック製のダ

ンボール箱のようなパッケージもあります。

訓練合宿でも人気があったメニュー。

SB食品提供の「けんちんうどん」

あまり知られていませんが、高所で、

圧力釜がなくても食べられるうどんは

めったにありません。85年の法政カラ

コルム登山隊にも提供していただきま

した。当時新製品でした。湯で時間8分。

大活躍の業務用真空パック機。

メーカーのご好意により借り受けたもの。

東静電気株式会社(Tel:0558-76-2770)

自動真空包装機  型式V-304。

電源100V。消費電力1.2kw。

真空パックされた芋。野菜はフリーズドライ

加工して、保存と軽量化に配慮しています。

1月10日の締切に迫られ、作業も休み無し。

「もー、なんだかわかんなくなっちゃった。」