輸送係中間報告書

2000.3.10  荻尾雄二

船 便
今回の輸送は船便をメインにする事に決まっていた。
現在の多くの遠征隊は空輸をしているみたいだが、まったく予算の問題だった。
これから、中国からの請求があるが果たしてどちらが安かったのだろうか?
なので当初から日本通運と交渉をしてきた。他の会社も当たってみたがやはり日通が良いと思う。
担当者は登山隊の輸送には不慣れなようだったが以前の資料(JACカンチェンジュンガ)があるらしく、何とか対応してくれた。

こちらで用意しなくては行けないのは第一にパッキングリスト。重さと値段を入れたもの。
それと隊長のパスポートのコピーと航空チケットの予約表、隊員名簿。
値段的には当初の予想より遙かに安くできた。しかし、日通は天津の港までなのでそこからが恐いが。

梱包作業
梱包作業については、混乱を極めたといえばいいだろう。
ほとんどの隊員がなれていなかったのでパッキングリストの書き方がかなりまちまちでやり直さなくては行けなかった。
その辺のロスは仕方のないことだろう。あとは、無事にBCに届くかどうかだ。
多くは(約2.5t)は船便で送ってしまったが、ネパールからの持ち込みがある。

問題がコンピュータやインマールサット、無線だ。 発電機についても東北隊が持ち込むときには
かなりトラブったみたいだ。 パッキングリストも必要になってくる。
カトマンズで購入する物も多々あるだろう。そのパッキングリストはカトマンズで作らなくては行けない。
重さと値段、さらに消耗品か否消耗品かに分けなくては行けない。その作業が少々面倒だ。

以上が輸送梱包係の中間報告です。